琵琶とデザイン、販促企画。

MORINORI

平経正モデル|平家物語巻七|竹生嶋詣|デザイン紹介

morinori_tsunemasamodel (6)

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morinori_tsunemasamodel (11)

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morinori_tsunemasamodel (10)

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morinori_tsunemasamodel (9)

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morinori_tsunemasamodel (8)

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morinori_tsunemasamodel (7)

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morinori_tsunemasamodel (1)

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morinori_tsunemasamodel (5)

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morinori_tsunemasamodel (4)

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morinori_tsunemasamodel (3)

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-商品名
平経正モデル(黒・白)

-ブランド

-販売
nuno.MORINORI(2022)

-デザインについて-
平家物語:巻第七 竹生嶋詣
「比は卯月中の八日の事なれば、みどんに見ゆる梢には、春の情を惜しむかと疑われ、澗谷の鶯舌の声老いては、初音ゆかしきほととぎす。折知り顔に告げ渡り、松に藤波さきかかって、まことに面白かりければ、経正いそぎ船より下り、岸にあがり、この嶋の景気をみたもうに、こころも言葉も及ばれず。」

詞:ころはうづきなかのようかのことなれば、みどんにみゆるこずえには、はるのなさけをおしむかとうたがわれ、かんこくのおうぜつ(ん)のこえおいては、はつねゆかしきほととぎす。おりしりがおにつげわたり、まつにふじなみさきかかって、まことにおもしろかりければ、つねまさいそぎふねよりおり、きしにあがり、このしまのけいきをみたもうに、こころもことばもおよばれず。
※数種類の平家物語と平曲(平家物語を語り琵琶で伴奏するもの)を参考にしています。表現に多少の誤差がありますので何卒ご了承ください。

-制作エピソード(盛典)
見えない何かを推し量る
今回は竹生嶋詣から経正様が竹生島を訪れた場面をデザインしました。平曲では”三重(さんじゅう)”と呼ばれる高い音域の音を出す曲節で表現されている場面で、私はまだきちんと声が出ないので、曲の中に出てくる鶯のように練習に励んでいます。口に出したり音を耳にするうちに景色や気持ちを自然と想像するようになりました。私にとってこの曲は、見えない何かを推し量る想像力を育んでくれます。竹生嶋詣は経正様が竹生島を出ていくところで終わるので、練習していると寂しくなることもしばしば。私は島側に居て、離れていく経正様を見送っているような、まるで物語の中に入り込んだような不思議な気持ちになります。ああ、小舟が霧に紛れていく。

DESIGNER:MORINORI(盛典)

 

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